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■前文■
暇だから更新するんですよw さて・・。もしかしたら、初めて読む人もいるかと思います。 そんな人は 必ずNO1から読んでくださいね? 意味わからなくなりますからw さて、今回は別れです。 たいしていい別れじゃないです^^; それじゃ書こうかな。 ■四話「野良猫 離れ離れ」■ 野良猫は、私立を希望しなかった。 元々やる気のない野良猫は、私立をすべり止めでうけ、 もしそこに受かり、公立に落ちたとしても 私立に行く気がなく、どうせ辞めるからと考えていたからだ。 なのに担任とは、野良猫の心配なのかおせっかいなのか、 私立を受けろ、と何度も言う。 野良猫は意思を貫いて、公立一本で行くことを、決めた。 ある日、メス猫と話をしていたときだ。 野良猫はメス猫の進路先を訪ねてみた。 「○○女子高等学校」 野良猫は一通り付近の高校は調べていたが、 女子高等学校があるのは、ほんの数件。 そのどれにも聞いたことのない学校だった。 「東京の学校なんだ」 それを聞いたとき、野良猫は少し戸惑った。 野良猫の脳裏を、一つの言葉がかすめた。 会えるのか。 野良猫は、ここから通うのか、たずねた。 だがそれは、聞いてはならない答えだった。 ここからじゃ数時間かかっちゃう・・。 家族で東京に移住するんだ。 だから・・。 野良猫は衝撃をうけた。 ここまで心を開けた仲間が、卒業と同時にいなくなってしまう。 中学生のお金で東京に行くなど、帰ってこれなくなる。 二匹は黙りこくった。 太陽は赤く夕日になり、学生も少なくなった学校。 そんなとき、メス猫が口を開くのだった。 もうこっちには戻らないかもしれない。 だけど、とらは頑張ってね? 私がいなくても、また孤独にならないでね? 野良猫のことを「とら」と呼んでよかったのは、 そのメス猫だけだった。 自分の心が開ける人だけに、呼んでほしかった。 野良猫は不安だった。 このメス猫がいなくて、本当に大丈夫だろうか? 自分はそこまで強くなっただろうか? 野良猫はメス猫に軽く頭を叩いた。 よく野良猫が、メス猫が落ち込んでいるときにする仕草だった。 とらは中学生で、家族以外に見せなかった涙を、 いま見せてしまった。 野良猫は決心した。 高校で、きっと孤独の扉を切り開くと。 野良猫は、推薦で合格した。 メス猫も、難関だったその女子高校に、見事合格した。 人が来ないと思った野良猫の高校には、 11名の応募者がいて、そのうち9名が合格した。 少し嫌な気もあったが、野良猫は耐えた。 約束のため。 卒業式。 そのあとで、野良猫とメス猫はあった。 だが、そこで会話をすることはなく、 一言で去った。 「元気でね」 野良猫は、去っていくメス猫を、少ししか見送ることはできなかった。 野良猫は家に帰り、丸くなった。 この涙は、ここで終わり。もう二度と流さない。 中学生は終わった。 4月。野良猫は新しい校門をくぐった。 ここで自分は変わる。 いや、変えようと意気込み、 高校生活をスタートした。 ■今回のあとがき■ あ 長い(・ω・) ふふ、まぁいいじゃないか。 これで高校生活のスタート。 これで終わりとおもった? 実は野良猫物語、まだまだたくさんあるんですよ。 高校で変わろうと意気込む野良猫。 しらない人が多いところで、なんとか友達を作る。 だが、そこで間違った道をとってしまう。 そこで追われる野良猫・・。まぁこれは あとにしましょう^^ 次回は高校最初、また再び「出会い」でしょうかねw^^
by happy-torachan
| 2006-04-06 02:26
| Stray Cat Story
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